健康施策とは
健康増進や体力向上などを目的として、地域の幅広い世代や、障害や性別に関係なく様々な方を対象にした取り組みや、自治体の健康福祉部門などと連携した事業を行っています。これらの施策には、ヴァンフォーレに所属のフィットネスダイレクターやアカデミーコーチ、さらにはトップチーム選手、地域で活躍する外部講師、団体等が参加し、プロスポーツクラブ、総合地域型スポーツクラブとしての活動を通じて蓄積されたノウハウを地域の皆様と共有するなど、ホームタウンに貢献しています。
代表的な健康施策
介護予防事業
2007年からシニア世代の健康増進や体力維持を目的とし、地元各種団体と連携した軽運動、フィットネスダイレクターやアカデミーコーチによるエクササイズ、ボール運動、脳トレなどを取り入れた「シニアわくわく健康運動教室」を甲斐市・笛吹市・甲州市・中央市で開催しております。近年急速に進行する高齢社会に備え、慢性的な運動不足の解消と、フレイル予防、認知症予防の観点からの健康維持を通じ、地方自治体の財政を圧迫する医療費を圧縮することも目標にしています。また、効果を見える化するためにAIを活用した姿勢解析を導入するなど、これらの継続した取り組みへの評価により、各市町村や団体と新たな介護予防事業を協働で実施するなど、成果をあげています。
健康・元気アップ!プログラム
甲府市スポーツ協会と共催で、市民の方々を対象にコーチやインストラクター資格保持者等のヴァンフォーレの人材を活用した、ステップアップ型で運動強度を高めていく健康プログラムを行っています。緑が丘スポーツ公園の多彩なスポーツ施設を活用し、市民が気軽にスポーツに親しみ、健康づくり・体力づくりを行う機会を提供し、スポーツを日常的に楽しむ市民のすそ野の拡大を図るとともに、「健康都市こうふ基本構想」における「人の健康づくり」とマッチングして「スポーツを通した心と体の健康づくり」を推進しています。
地域で活躍する人材と協働した運動プログラム
ヴァンフォーレに所属するコーチ等だけでなく、地域で活躍する人材と共に行うプログラムを実施しています。定期的に開催しているヨガ、アジリティ・ラン(走り方教室)、アイスホッケー等の教室のほか、ヴァンフォーレのホームゲーム時などに地域の講師と協働して行う運動や食育のイベント・講座など実績多数です。さらに、この講師同士がコラボしたプログラム(ヨガとフィットネス、栄養学を組み合わせたプログラム等)も実施しており、ヴァンフォーレがハブ・起点となって様々な可能性が広がっています。